2018年の総まとめ (CoinGecko)


CoinGecko から、「2018年の総まとめレポート」が報告されました。
今回はその中から抜粋して見ていこうと思います(・∀・)

CoinGecko Yearly Report for 2018



まずは、2018年の一年間の仮想通貨マーケット全体の推移について。

下図に示すとおり「-78.85%」と大きな下落となりました。しかしながら注目したいのは、市場の低迷にもかかわらず、新規取引所数の増加などにより、全体の取引量は年間を通じて堅調な推移を示しているということです。



続いて、2018年の一年間における各コインのドミナンス(シェア)について。

トップ30のコインのうち、Bitcoin (BTC) のドミナンスは40%から55%へと上昇しました。Ethereum (ETH)Bitcoin Cash (BCH) は、年間を通して市場での優位性が縮小しました。一方で XRP に関しては、年末までに市場で優位性を示したのは記憶に新しいところです。



次は、各コインのカテゴリーに関する話題です。

2018年内については、「Exchange-based tokens」「Stablecoins」の数が増加しました(四角枠で囲ってあるカラムです)。



ライトニングネットワークの状況について。

わずか1年で、ライトニングネットワークは右肩上がりの発展を遂げ、大きな成功を収めました。

ライトニングネットワーク: ブロックチェーン(ほとんどの場合ビットコイン)上で動作する「セカンドレイヤー」ペイメントプロトコルのこと。ライトニングネットワークは理論的には参加ノードの間での高速なトランザクション(取引)処理を可能にし、またビットコインのスケーラビリティ問題の解決策と謳われている。(Wikippediaより引用)



次は、2018年Q4における取引所ランキングです。

以下の表に示すとおりですが、少なくとも個人的には聞きなれない取引所が混ざっていますねw 影響力のある取引所については、みなさん経験的にご存じのことかと思いますが、一概にランキングと相関しないというのも興味深いところです。



次は、ステーブルコインのタイプについて。

下図はとてもよくまとまっています。仮想通貨を担保としたDAI, sUSD、法定通貨や資産に裏打ちされたTUSD, USDC, PAX, USDT, HGT, DGX、アルゴリズムベースのCarbonなどがあります。

参考
いんてぐらるのプラチナぶろぐ|仮想通貨 ほか:ステーブルコイン



上記ステーブルコインの市場推移について。

USDTが依然として主流ですが、供給の監査に関して不確実性が広がっているため(良からぬ噂も多いため)、2018年には新しいコインが急速に出現しました。



最後に、DAppsについて。

Ethereum (ETH), EOS, Steem, TRON をベースに開発が行われています。中でもTRONは、2018年に独自のブロックチェーンへ移行したことにより、最近活発な開発が行われています。ETHに比べてトランザクション(取引)処理速度に優れ、高速でデータの送受信を行うことができるのが魅力ですね。

参考
いんてぐらるのプラチナぶろぐ|仮想通貨 ほか:niTROn SUMMIT 2019
いんてぐらるのプラチナぶろぐ|仮想通貨 ほか:ブロックチェーンゲーム


以上になります(・∀・)




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です