以前のブログで、「製薬業界にもデジタルの波が押し寄せている」と書きました。
今回は、ブロックチェーン技術の導入に関して、興味深く感じたニュースをご紹介します(・∀・)
製薬会社大手(ドイツ)のベーリンガー・インゲルハイムとIBMは、フロリダ州オーランドで開催された医療情報管理システム会議において、臨床試験においてブロックチェーン技術の利用を検討すると発表しました。
これによりベーリンガーは、医療業界においてブロックチェーン技術の具体的活用方法を提示し、実用化へ向けて舵を切ったということになります。

臨床試験においてブロックチェーン技術を利用することのメリットは以下の通り。
– 臨床試験のプロセスの品質向上
– 臨床試験記録の管理の質を向上
– プロセス自動化による低コスト化
同様に、ファイザーやアムジェンなど、他のメガファーマもブロックチェーン技術をいかに活用するか、可能性を模索している段階です。
今後の業界全体の動向に、注目していきたいと思います(*´ェ`*)
参考HP
MedCityNews – Boehringer Ingelheim, IBM to study blockchain in clinical trials
coindesk – Pharma Giant Tests IBM Blockchain in Bid to Improve Clinical Trials
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